2012年5月6日日曜日

現在所有しているSONY NEX用Eマウントレンズたち

⇒大好評のマチュピチュツアーの予約はこちら!


私が現在撮影に使用しているカメラはSONY NEX-5Nのホワイトカラーである。
撮影といっても遊び程度のもので、基本的には資料や思い出として景色が残せればそれでいい。

・・・・と最初は思っていた(汗

しかし、コンデジから一眼(ミラーレス)にステップアップしてみると、今まで知らなかったカメラの奥深き世界に一歩足を踏み込んだことになる。
撮影テクニックの話はまた今度にして、まずコンデジとの大きな違いが「レンズを交換できること」だ。

当たり前だが、これにより一眼カメラはさまざまな可能性を得ることになる。

今回は現在持っているレンズ郡を紹介したい。


ズームレンズ2本 SEL18200, SEL1855
まずはズームレンズから。

・SEL18200 (E18-200mm F3.5-6.3 OSS)
(写真左)
このレンズは私の機材の中でも最も活用されている主力と言って間違いない。
いわゆる便利ズームと呼ばれる類のレンズで、広角18mm(フルサイズ換算24mm相当)から望遠200mm(換算300mm相当)と幅広いズーミングが可能。
しかも出てくる絵はズームレンズとしてはそこそこましで、手振れ防止も強力である。

なんたって便利なので、普段からカメラに装着しっぱなしで持ち歩いている。
こいつを着けておけば、急なシャッターチャンスが遠くにあっても近くにあってもすぐに対応できる。
大好きなハチドリの撮影だって、満足ではないにしても何とか対応してくれる頼もしいやつだ。

別のポイントとして、動画撮影に向いているレンズでもある。
ズーミングは滑らかで、手振れ補正も十分のため一眼ムービー用としても重宝している。

欠点は大きさ。
カメラの2倍はありそうな質量感だ。
そして、ズームレンズの宿命である暗さと解像度の甘さ。
これは値段相応であり、逆に言うとそれでもそこそこ解像してくれてはいるので満足ではあるが、さらに画質がよければなぁと思うこともよくある。




・SEL1855 (E18-55mm F3.5-5.6 OSS)
(写真右)
これはキットレンズだったので、本体NEX-5N購入時に付属していた標準ズームである。
描写もそこそこで(ネットでの評判ほどは)悪くないレンズだと思うのだが、SEL18200を購入したため出番が減り、最近は防湿庫に入りっぱなしの可哀想なレンズである。

コンデジで言うところの3倍ズーム程度なので、やはりSEL18200の11倍ズームの便利さには勝てない。
どちらもワイド端の焦点距離が同じ18mmから、F値も同様の3.5からとスペックが被りまくっているため、 200mmまで伸びるSEL18200に対して持つ利点と言えば小さいことくらいしか見当たらない。

NEXの2代目を購入したら、妻が使うようになるかもしれないな。




単焦点2本 SEL16F28, SEL30M35
 続いては単焦点レンズが2本ある。

・SEL16F28 (E 16mm F2.8)
 (写真左)
このレンズはNEXのレンズの中でもスペックおたくからケチョンケチョンにけなされている、劣等生レンズである。
中心の解像度はそこそこにいいのだが、周辺の流れ方がひどいのだ。

しかし、スペックの話はそれはそれで大事だが、道具は使いよう。
現在NEXで使用できるレンズの中では最も広角である上に、コンバータも装着すればさらに広角撮影が可能となる便利なレンズである。

そこそこ絞れば解像度は増すので、クスコのような太陽の強い明るい町の風景であれば結構使える。
とりあえず、カバンに放り込んで持ち歩いて損はないレンズだ。



・SEL30M35 (E 30mm F3.5 Macro)
 (写真右)
これはNEX唯一のマクロレンズだ。
最短撮影距離が9.5cmとかなり寄ることができるのが特徴。
被写体に寄る際にレンズを傷付けないよう独特の設計がされたフードも興味深いものがある。

欠点は4つ。
焦点距離とF値と手振れ補正がないこととオートフォーカスが迷うだ。
焦点距離はフルサイズ換算45mmと割と標準レンズ並みの画角なので、マクロレンズとして等倍撮影をしたい場合にはかなり被写体に寄らなければならない。
被写体が虫などの場合、逃げ出してしまうような距離だ。

またF値が3.5からと暗い部類のレンズである。
単焦点なのだから、もう少し明るいレンズを期待してしまう。

さらに暗い上に手振れ補正がレンズに内蔵されていない。
NEXはボディに手振れ補正が内蔵されていないため、レンズ側に手振れ補正が必要となるが、このレンズにはそれがない。
標準レンズ並みの画角なのだから、当然スナップ撮影にも流用できるのだが、その場合F値が暗く手振れ補正もないとなると、いくらか使いにくさを感じる。

オートフォーカスについてはマクロレンズだから仕方ないのだが、ピントを合わせる範囲が広いため、迷ったら合焦するまで長くかかる。


と欠点を沢山挙げてしまったが、私はSEL18200の次に最も使用しているのがこのSEL30M35である。
花や虫を撮るのが大好きだからだ。
使いこなせば楽しいレンズと言えるだろう。



あと、まだ到着していないのだが、これからSEL50F18というポートレート用単焦点レンズが到着予定である。
このレンズはスペックの評判が高いので、けっこう期待している。
到着したら、レビューを上げようと思う。


コンバータ2本 VCL-ECU1, VCL-ECF1
最後にコンバータレンズが2種類

・VCL-ECU1 (SEL16F28用ウルトラワイドコンバータ)
(写真左)
ワイコンを装着すると、SEL16F28が16mmから12mm(換算18mm相当)の画角に変身する。
なかなかワイコンを持ち歩くことがないのだが、旅行時にはできるだけ広角の撮影をしたいシチュエーションが多いので、結構重宝する。

当然周辺の画質は高くないものの、それでも素直な描写と装着の簡便さ、付属のケースなどお気に入りポイントの高い製品である。

評判の悪いSEL16F28がリニューアルされたら、このコンバータも使えなくなってしまうのだろうかと心配である。



・VCL-ECF1 (SEL16F28用フィッシュアイコンバータ)
(写真右)
なんちゃって魚眼レンズの描写が楽しめる、遊び用のコンバータレンズだ。
SEL16F28が16mmから10mm(換算15mm)に化ける。
画角はほぼ180度だから、普通なら写らない物まで写ったりするのが面白い。
魚眼のゆがんだ描写も遊びとしては結構使えるので、なくてもいいがあると楽しいレンズだ。
でもあんまり出番がないかな(汗




以上が現在使用しているレンズである。
評判が良い物も悪い物もあるが、現時点ではEマウントのレンズは選べるほど発売はされていない。
不満点がいくらかあるにしても、欠点を理解した上で使いこなしていくしかないのだ。

本当はツァイスのSEL24F18Zが欲しい。
高いけど、今すぐ欲しい。
でもどこのお店も在庫切れで買うことができない。
良かったような残念なような・・・


 



本家ブログ「クスコに死す」へ


↓クリックでブログランキングへ投票お願いします!
にほんブログ村 写真ブログ 旅行・海外写真へ



0 件のコメント:

コメントを投稿