SonyのNEXシリーズのエントリーモデルの最新版NEX-F3の発売時、一番話題になったのが自分撮り用液晶「180度チルト可動式液晶モニター」ではないだろうか?
私のような最近カメラを触りだしたような人間でも、なんとなく「自分撮り」という行為にこだわるのはちょっと恥ずかしい。
しかし、カシオの「EXILIM EX-TR150 」という変態コンデジ(失礼!)が自分撮りに適したボディ構造をしていたためにアジアで大ヒットしたのは記憶に新しい。
かくいう私も、かつてペンタックスの「Optio X」というやはり変態コンデジ(たびたび失礼!)を所持していた。
当時購入した理由は、紛れもなく「自分撮りがしやすい」からであった。
彼女とデートの度にツーショットを撮影したいという軟派な基準でカメラを選んでいたのだ。
ようするに、自分撮りをしている人を見ると、ちょっと恥ずかしい気持ちになるかもしれないが、写真に自分を収めて記念にしたいという気持ちは普通にみんなもっているものなんじゃないかな?
そんなわけで、新しいNEX-F3の「自分撮り」機能は、特定の層に受け入れられるんじゃないかと思っている。
私の自分撮り用グッズ Manfrotto POCKET三脚L MP3-D01 と SONY α用リモコン |
ただ、私の機材Sony NEX-5Nのチルト液晶は180度ではない。
よって、自分撮りをしようと思うと、別の方法を考えなくてはならない。
現在持っている、2つのグッズで自分撮りを実現している。
「Manfrotto POCKET三脚L MP3-D01」 と 「SONY α用リモコン」である。
三脚でカメラを固定し、リモコンでシャッターを操作するという、極単純な方法だ。
マンフロットのポケット三脚はNEXに装着すると、何かの生き物みたいな愛嬌がある。
ボディに付けっぱなしでもそれ程ストレスに感じない小ささが良い。
ただ、大きなレンズSEL18200装着時には足がヘタってしまい使い物にならないのが注意だ。
3つの足が独立して動くので、水平の調整もしやすい。
なにより、こんなグッズが天下のマンフロットから発売されていると言うのも興味深いではないか。
そして、リモコン。
これは純正ではない。
シャッターボタンと2秒後にシャッターが作動するボタンの2つだけが付く、きわめてシンプルなリモコンである。
三脚とリモコンがあると、自分撮りや集合写真などでかなり便利だ。
三脚をセットする手間があるが、手持ちの自分撮りの場合、自分の顔がいつもアップで撮影されてしまうというデメリットを考えるに、三脚の手間はたいした問題ではない。
ということで、私としては新しいNEX-F3の液晶は大してうらやましくないのである。
ただ、昔の愛器「Optio X」を思い出して、ちょっとノスタルジックになってしまうのだ。
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