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まず付けたいオプションが水準器 |
「サファリトラベラー三脚バードキット GK2520FT」
いい三脚を買ってしまったら、オプションを付けたくなってしまうのは男の性である。
まず買ったのが、
「三脚センターポール用バブル水準器GLEVEL2」である。
この三脚キットのフルード雲台には水準器が装備されていない。
もっとも、フルード雲台はビデオ用途がメインで、写真用には自由雲台を別途所持している。
が、しかしもし、このキットを一眼ムービー用に使う場合、水平が取れていないとパンした時に地面に対して斜めに首を振ることになってしまうのだ。
やはりムービー用途に使う以上、水準器は欲しかった。
この「三脚センターポール用バブル水準器GLEVEL2」はセンターポールの底部に簡単に取り付けられるのが利点。
あくまでカメラの水平ではなく、三脚の水平を出すことができるので、水準器付きの雲台を装着した場合でも利用価値がある。
欠点はセンターポールに被さるように装着するので、1センチほど被さっている分だけ三脚の全伸高を低くしてしまうのである。
これは使っている三脚によっては大きな欠点ともなりうるかもしれない。
私の場合には問題ないと考えている。
ちなみにこの水準器はセンターポールの太さに合わせてシリーズ1用のGLEVEL1とシリーズ2用のGLEVEL2がある。
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三脚用ストラップGC5210 結構大きい |
次に購入したのが
「三脚用ストラップGC5210 」 である。
私は所持しているカメラがミラーレスなためシステムが小型であり、三脚をホールドできるような大きなカメラバッグを所持していない。
というか普通のブリーフケースなどにカメラを入れて持ち運んでいる。
そのため、三脚を持ち出すときはストラップを付けて運びたいので、このストラップを購入。
しかし、この三脚ストラップは公式の説明にこうある。
“トラベラー三脚は脚を180度上に畳む構造のため、GC5210との使用には適しません。”
そう、この三脚キットはトラベラー三脚なので、このストラップの使用には適していないのだ!
ならば、この三脚キットに合う三脚ケースはないものか?
探すと、トラベラー三脚用のバッグ「トラベラーバッグGC1201T」なる製品があるではないか。
このバッグが使えないものか?
私はジッツォにメールで問い合わせた。
その答えが以下。
“サファリトラベラーキットGK2520FTですが、トラベラーバッグGC1201Tには収納することができません。
GC1201Tは、シリーズ1型用となっておりまして、幅的にきついようです。
GK2520FTを収納できるバッグは、長さがかなり余ってしまいますが、現在のところGC2100(寸法:82x11cm)のみとなっております。
ご検討の程、宜しくお願い致します。”
幅的にきつい・・・
長さがかなりあまってしまう・・・・
要は、この三脚キットにぴったりなバッグはジッツォ純正製品では存在しないということである。
ここで私は考えを変えた。
トラベラー三脚は脚を180度上に畳む特殊な格納の仕方をするものだが、トラベラーである利点を捨て、普通の三脚のように使おうと。
どっちにしても大して長さも変わらないし、必要なときだけトラベラー三脚として畳めばいいのだ。
普段は普通の三脚の様に使用しても何の支障もない。
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トラベラー三脚を普通に畳むの図 |
そうして、結局上の写真のように、トラベラー三脚をわざわざ選んだにもかかわらず普通に畳むことにしたのである。
なんという矛盾・・・
しかし、トラベラー三脚を普通の三脚のように畳む理由は上記のストラップ・ケース問題だけが原因ではない。
もう一点購入したオプションのせいでもあるのだ。
それは
「サファリレッグウォーマーGC2160F」である。
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サファリレッグウォーマーGC2160F これも定番オプション |
レッグウォーマーを購入した理由は、カーボン部分がむき出しだと擦り傷が沢山付いてしまうので保護のため、さらに触ったときに冷たくないようにするためだ。
そして、やはり同じサファリシリーズのレッグウォーマーがあったからだ。
ああ、やはり格好ばかり・・・
でもバードウォッチャーみたいでいい感じ!
ところが、このレッグウォーマーを装着すると意外な問題が!
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レッグウォーマーを装着すると、トラベラー三脚が畳めない・・・ |
このレッグウォーマーを装着すると、膨らんだ部分が干渉してトラベラースタイルで三脚を畳むことができないのである。
上の写真のように足が開いてしまうのである・・・・(汗
あぁ、トラベラー三脚って画期的な反面、いろいろなオプションが使えないという宿命を負っているのだね。
やはりトラベラー三脚を選ぶような人は軽量・コンパクト志向で、いろいろオプションを付けるべきではないのかもしれない。
しかし、私はオプションを付けたせいで、トラベラー三脚として畳まれることのなくなったこの三脚キットをこよなく愛している。
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